【株価予想・分析】「ウェルビー」障害者就労支援事業の高成長銘柄

備忘録的な感じで株の銘柄分析の足跡を残しています。

今回は障害者就労支援をメインに行う６５５６「ウェルビー」を分析していきます。

この記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

投資は自己責任でお願いします。

１．株分析　「６５５６：ウェルビー」

以下の情報は、株探や企業のIRを参考にしています。

①事業内容

メインは障害者の就労移行支援事業

職業訓練や求職活動支援、職場定着支援を実施しています。

売上の７割を占めています。

その他、療育事業（障害児への発達支援、放課後デイサービス）、介護・看護事業（有料老人ホーム、居宅サービス）も行っています。

以前はヘルスケア事業もやっていましたが既に撤退しています。

ヘルスケア事業ではサプリメントを販売していたのですが、サプリメント製造先と色々あったようですね。

個人的にはサプリメントってどうなの？って感じでしたので、ヘルスケアを撤退し、メイン事業に集中できてよかったかなと思っています笑

また、厚生労働省が発表している白書でも障害者の数が年々増えていることが分かります。

実際に、私の周りにも実は障害者だったみたいな人も割といます。

（画像引用：厚生労働省ホームページ　平成３０年版厚生労働白書）

筆者

私の周りにも実は障害者だったという人も割といたため、障害者の支援を行う「ウェルビー」に注目しました。

②銘柄情報

２０２３年９月２９日時点の情報です。

時価総額が低い、社長が筆頭株主、上場してそれほど年数を経過していないなど、高成長の期待が持てる銘柄です。

できればテンバガーしてくれ笑

③業績推移

過去の業績は以下のとおり

業績予想は以下のとおり

中期経営計画において、配当は、配当性向２５％以上を予定していると述べています。

④出店状況・出店計画

ウェルビーは就労移行支援事業を行っているため、店舗を構えています。

２０２３年から２０２６年にかけて、合計６３拠点の出店計画。

同業のM&Aも積極的に検討している旨決算資料で説明しています。

⑤ビジネスモデル

行政から受給者証の交付を受けた利用者が自己負担分の支払いを行い、ウェルビーのサービスを利用。

ウェルビーは月ごとに利用分を行政に請求して、報酬をもらうシステム。

筆者

行政も関わるビジネスモデルで安心感はありますね

⑥株価推移

上場後の２０１８年９月に最高値２３８５円を付け、その後、落ち続けています。

２０２３年７月に最安値４０５円を付けましたが、その後、反発しています。

２０２３年に少しつまずきましたが、業績は伸び傾向があり、出店数も増加を計画しています。

ヘルスケア事業撤退で上向いてきたような気がしています。

障害者も年々増えているので、需要がすぐになくなるという心配もなさそうです。

２０２６年の業績予想を達成できそうな勢いで行けば、上場来高値の２３８５円も狙えると感じています。

⑦比較会社

障害者就労支援をメインで行う７３６６「LITALICO」という企業が比較会社で挙げられます。

２０２３年９月２９日時点の情報です。

「７３６６：LITALICO」の過去の業績は以下のとおり

「７３６６：LITALICO」の業績予想は以下のとおり

ウェルビーとLITALICOの売上高を比較すると

時価総額はウェルビー１７７億円、LITALICO７１７憶円と約４．２倍の差があります。

売上高と時価総額を見るとウェルビーの株価はもう少し伸びしろがあるとも読めますね（時価総額に４倍もの差があるのに、売上高は約２倍程度の差しかないため）。

数字遊びではありますが・・・

PERに関してはほぼほぼ同水準です。

⑧チャート

まずは日足チャート

２５日線と７５日線がゴールデンクロスしているいいチャートです。

価格帯的には７１３円あたりが直近高値なので、まずそこを超えたいところですね。

７１３円を超えたら次は９１３円あたりですかね。

そのあとは節目の１０００円狙えたら綺麗ですね。

次に週足チャート

こちらも１３日線と２６日線がもう少しでゴールデンクロスです。

意識する価格帯も日足とほぼ同じです。

⑨買いポイント・損切りポイント

私が狙っている買いポイントは

移動平均線や意識される価格帯まで落ちてきて反発したら、押し目と見て買いたいところです。

損切りポイントは

買いポイントで意識しているポイントを下回ったら上昇トレンドに転換できなかったと諦め損切りします。

⑩株価予想

業績予想通りに行けば、２０２４年～２０２６年までの計画で最高業績を叩き出せるため

とりあえず上場来高値２３８５円まで戻ってほしいですね。

そこからは青天井です笑

２．株分析　「６５５６：ウェルビー」　まとめ

世の中、障害者は増えて続けており、障害者の就労支援は需要があると考えています。

それに伴ってウェルビーも右肩上がりの業績を予想しており、店舗増加が狙い通り進むと業績達成の可能性は高まりそうです。

競合他社のLITALICOは業績・時価総額ともにウェルビーよりも大きい存在であるため、どうやってウェルビーの独自性を出せるかが大事になりそうです。

ウェルビーは独自性を出そうとヘルスケア事業に手を出しましたが、あまり良い結果は得られず撤退、挑戦する姿勢は垣間見え、事業計画でもM&Aにも触れられているため

何か起きる可能性はありそう（期待を込めて）。

社長が筆頭株主で、時価総額も１００億円台、上場が２０１７年とまだ浅いため、今後の成長に期待です。

めざせテンバガー。