株式

IPO株投資はローリスク?メリット・デメリットとは?

IPO株は優良銘柄を選び、抽選に当選できれば、初心者でもローリスクハイリターンが可能です。

筆者も1度IPO株に当選し、大きな利益を得た経験があります。

ですが、IPO株当選は人生で1回だけのため、ほんとに粘り強く申し込み続けるしかありません。

今回は筆者の経験談をもとにIPO株投資について、説明したいと思います。

この記事で分かること

  • IPO株投資とは?
  • IPO株投資は実際に儲かる?
  • IPO株に当選した筆者の利益
  • IPO株におすすめの証券会社は?特徴は?

なお、投資は自己責任でお願いいたします。

IPO株って何?

IPO株は簡単に言うと

新規上場する企業の株式を事前に購入する

みたいなイメージです。

ですが、IPO株は誰でも事前に購入することができず、基本的には証券会社が主催する抽選に申し込んで当選する必要があります

IPOの基本的な流れ

①IPO株申し込み

②IPO株抽選

→【はずれ】 特にペナルティはなし

→【当選】 上場日に該当銘柄を取引可能

※資金拘束タイミングが証券会社によって違うので、IPO申し込みの際はご注意を!申し込む時点で資金が拘束されたり、抽選時に資金が拘束されたり、当選時に資金が拘束されたり、証券会社によって違います。

有名な企業だったり、業績が良い企業は期待値が高いため、抽選の倍率が非常に高く、当選することは難しいですが、上場価格が公募価格を大幅に上回ることが多く、大きなリターンを得る可能性が高いです。

IPO株って儲かるの?

必ず儲かるわけではありません

銘柄によるとしか言えないですね。

企業の業績や発行株式数などをチェックして、当選した場合に購入するか決めましょう(IPO予定の銘柄を分析しているサイトも多くあるので、参考にするのもありです)。

実際にIPO株に当選したらどれくらい儲かった?

筆者は実際に1度、IPO株に当選したことがあります(実際は何度か当選経験あるのですが、上場価格が公募価格を下回りそうだったので購入しなかった銘柄が何個かあります)。

どれくらい儲けたかと言うと

これはニューラルポケット(4056)に当たった時の取引履歴です。

【公募価格】

100株=9万円

だったのが

【上場時の初値】

100株=51万円

初値時点で売る戦略だったので、きちんと初値で売りました。

利益は税引き前でプラス42万円・・・

運よくIPO当選したらこんな利益を出すことがあります。

ですが、ニューラルポケット以降、IPO当選していないので、ほんとに運次第!

ローリスク(資金準備して、申し込むだけ)で外れた時のペナルティもないので、とりあえずよさそうなIPO銘柄は申し込むのが得策です。

IPO株にデメリットはあるの?

ここまでうまい話しかしていませんね笑

IPO株にデメリットがあるんじゃないのと思ってる方も多いかと思います。

デメリットをあげるとしたら

①証券会社によっては資金拘束期間が長い

IPO株の取り扱いや申し込み方法は証券会社によって様々です。

申し込みの際に公募価格分の資金を不要とする証券会社(単に応募して当たれば入金するパターン)もあれば、申し込みの際に資金を必要とする証券会社もあります。

申し込み時に資金を必要とする証券会社でIPO株に申し込みを行うと一定期間、その資金が拘束されてしまいます。

資金を拘束されてしまうとその期間、その資金を使っての取引ができなくなるので、資金が少ない方や短期売買でほぼ全額動かしている方にとってはデメリットとなるでしょう。

逆に、IPOに応募できる程度の余剰資金がある方は特に気にすることなく申し込みしてOKだと思います。

②株価が公募価格を下回ると損する

当たり前のことですが、株価が公募価格を下回った時点で損となります。

これを避けるためには、銘柄選定をしっかりしましょう

上場ゴールを目指し、今後の展望が読めない会社や業績が下がっている会社、盛り上がりに欠ける分野を得意とする会社などIPOで当選したとしても株価が下がりそうな会社はそもそも応募しないのも手です(IPO銘柄選定は検索するとたくさん出てくるので複数参考にするとよいでしょう)。

IPO株を応募するならどの証券会社がおすすめ?

できるなら、IPO株を取り扱うすべての証券会社に応募するのがおすすめです。

IPO株は落選しても特にペナルティがないので、応募できるなら応募するのが得策。

株価が下がりそうな銘柄に当選した場合は、購入キャンセルすればいいんです。

一方で、IPO株を取り扱うすべての証券会社で毎回応募しつづけるのは結構面倒です笑

なんせ、会社ごとにIPO株式の割り当てが決まっており、大企業ほど割り当てが多かったりするので、当選確率の低い小さい証券会社で応募し続けるのは結構、根気がいります(毎回、応募するためにポチポチパスワード打つのがホントに面倒です)。

なので、IPO株の割り当てが多く、当選確率の高い証券会社だけで申し込みを続ける方法は比較的手間もかからず、モチベーション維持が可能です。

IPO株の割り当てが多い主幹事になりやすい証券会社を狙え

↑でも書いたように証券会社ごとにIPO株の割り当てが違います。

IPO株の割り当てが多い証券会社は主幹事と呼ばれ、有名どころの証券会社が主幹事になることが多いです。

なので、ここでは主幹事になることが多い証券会社を何個か紹介します。

【主幹事となることが多い証券会社】

  • みずほ証券
  • SBI証券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • 野村証券

これらの証券会社がIPO株割り当てが多い主幹事となることが多いです。

しかし、有名な証券会社ばかりなので、口座開設数も多く、それだけIPO株申し込みが多く当選確率が低いものです。

なので、面倒くさくても良い方はIPO割り当てが少ない証券会社もなるべく応募して、当選確率をアップさせましょう。

その他IPO株取り扱いがある証券会社

  • 楽天証券
  • 岡三オンライン証券
  • マネックス証券
  • SBIネオトレード証券
  • DMM株
  • 松井証券
  • LINE証券

これらのはIPO株割り当てが少ないですが、一緒に応募して当選確率をアップさせましょう。

IPO株投資 まとめ

IPO株は証券会社から応募して、当選すれば、株を受け取ることができます。

IPO株の当選確率は低いですが、筆者のように利益を得ることも可能です。

しかも、公募価格からの値上がりが見込めそうな銘柄のみに集中投資することで、ローリスクで利益を出せる可能性もあります。

資に絶対はありませんが、当たればラッキー程度に毎回IPO株に申し込みするのもありです!

なお、投資は自己責任でお願いいたします。

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kino

FIREを目指す20代投資家ですが、下手くそなトレードばかり。 現在の投資対象は株式(国内外)、仮想通貨(NFT・Defi)、株式投資型クラウドファンディングです。 投資の備忘録的なブログです。

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